こんにちは。原口です。
民間学童きりんアフタースクールでは、子どもたちが自ら考え・選択・決定できるよう、遊びや学びの場づくりを日々試行錯誤しています!
今日は、子どもたちにどんな国語力を身につけてほしいのか?について、きりんアフタースクールが目指すビジョンとともにお話ししたいと思います。
AIを使うためにも国語力は必要?
突然ですが、皆さんは「ChatGPT」をご存知でしょうか?
ChatGPTは様々な質問に回答したり、対話を進めたりすることができる人工知能チャットボットです。
このChatGPTを使いこなせるか否かで仕事の効率が大きく変わると話す専門家も出てきました。
私は、ChatGPTが話題になってから私生活でも仕事でも利用することが増えたと同時に
「国語力が必要だな。。。」
と感じることが多々ありました。
ChatGPTにこちらが欲している回答をしてもらうためには、質問する際に条件を細かく設定し、文章を相手(ChatGPT)に伝わるように書く力が必要になります。
その書く力も「文章を正しく読む力(読解力)」があってこそ身につくものです。
ここで、読解力が書く力の土台になる理由をChatGPTに回答してもらったので紹介します。
ChatGPT:読解力が向上することで、他者の意図を理解し、情報を吸収しやすくなります。また、他の人の書いた文章から学ぶことで、自分の表現力や文章構造を向上させることができます。したがって、一般的な言語能力の発展においては、読む力が土台として必要です。
このように、分かりやすく回答してくれました。(本当に便利!)
AIを気軽に使えるようになっても、国語力の土台となる読解力は今までと変わらず必要な力だと言えます。
続きが気になる教材
では、どうすれば読解力が身につくのでしょうか?
私は、文章を読む経験が多くあればあるほど読解力は身に付くと考えています。
そのため、本を読む習慣がある人は、本から知識を得るだけでなく読解力も同時に育むことができるのです。
きりんアフタースクールが学習の時間に使用している国語のプリント教材では、様々なジャンルの物語を取り入れています。
その理由の1つとして、教材が読書の入り口になってほしいという想いがあります。
プリントを解きながら、「この物語の続きを見たい!」「(文章を指さしながら)こんなことあるー?!」などと話してくれる子どももいます。
このプリント教材を3年間コンスタントに取り組んでいくだけでも相当な文章量になりますが、物語を楽しむことで読書のきっかけになり、読書習慣にまで繋がることがあれば、一生モノの財産になります。
きりんアフタースクールの教材が本を好きになるきっかけの1つになることがあれば、とても嬉しく思います!
さいごに
10月から学習室兼図書室が開設し、少しずつ本の冊数が増えてきています。
子どもたちがリクエストしてくれた本が届いたので早速並べてみましたが、いつもは本にあまり触れない子も本をじっくりと読んでいました。
このように、子どもたちが自然と本を手にとり、楽しめる環境を少しずつ整えています。
今後もその様子をこのブログでお伝えしていきますね☺
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
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