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執筆者の写真原口日加里

遊ぶことの大切さ

こんにちは。原口です。

民間学童きりんアフタースクールでは、子どもたちが自ら考え・選択・決定できるよう、遊びの場や学びの場を日々試行錯誤しています!

 

今日は、子どもたちが毎日楽しみにしている自由遊びの様子について感じたことをシェアしようと思います。

 

「おにごっこ」の次も「おにごっこ」?!

きりんアフタースクールでは、室内や室外で自由に遊ぶ時間を毎日設けています。

 

ある日、自由遊びの中で子どもたちと一緒に「おにごっこ」をしていると、いつの間にか「氷おにごっこ」、「ケイドロ」と遊びが自然にどんどん変わっていきました。

それも、おにごっこをベースとした遊びで。

 

「おにごっこ、みんな大好きなんだな!」

と感じながら、子どもたちの様子をみているとこのような場面に出会いました。

 

おにごっこの途中で少し遊びに飽きてきたような空気感が出ると、どこからともなく「次は氷おにしよう!!」との声が出始め、また思いっきり遊びを楽しみ始める場面がありました。

 

そして、決められたルールのなかでも、「鬼は何人いたらいいのかな?」「どうやって鬼を決める?」など、学年を縦断して話し合って決める場面もありました。




失われつつある3つの「間」

少し話が飛躍しますが、子どもたちを取り巻く環境において、3つの「間」が失われつつあることを、皆さんはご存知でしょうか?


3つの「間」とは、子どもたちが遊ぶ「空間」「時間」「仲間」のことで、次の理由により3つの「間」が減少しています。


「空間」:空き地の減少、安全性の問題で遊ぶ空間が狭められている

「時間」:習い事等で遊びに割ける時間が少ない

「仲間」:「空間」「時間」の減少に伴い友達と関わることが減っている

この3つの「間」が減ることで、ひと昔前の子どもの生活に当たり前のようにあった「放課後に近所の空き地で暗くなるまで熱中して遊ぶ」ことが難しくなってきました。 しかし、外で友達と思いっきり遊ぶ経験が子どもたちからこのまま失われることに漠然と危機感を覚える人は多いのではないでしょうか?

 

遊びって主体的!!

きりんアフタースクールの話に戻すと、私はおにごっこをしている子どもたちの様子を見ていて、子どもたちがこんな風に社会に出てからもイキイキと毎日を過ごして欲しいな!とふと感じました。

 

こんな風に」を言語化したものを3つ挙げると、

・自分が望んで、選択してその場にいる

・アイデアを出して、場づくりをみんなで行う

・相手を受け入れる(もちろんぶつかることもあるけど、最終的には合意して相手を認めている)


ここにあるように、遊びには周りと協同し主体的に行動する要素があるなと改めて感じます。


子どもたちはイヤイヤ遊びを続けるということはありません。

遊んでいるときの子どもたちはいつも主体的で、その「主体的」に行っていることがこれからの社会で子どもたちがイキイキと生きていくために必要な経験になるのです。

 

最後に

きりんアフタースクールには、子どもたちが遊ぶ「空間」「時間」「仲間」すべてが整っています。

これからも子どもたちには、かけがえのない「遊び」をここでたくさん経験していってほしいと思います。

 

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

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