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自ら学びを創り出していく重要性

こんにちは、きりんアフタースクールの森本といいます。福岡で「教育をもっとおもしろくする!」というスローガンのもと、民間学童きりんアフタースクールを運営しています。


放課後の子どもたちの時間をいかに有意義にできるか、探究的な学びを届けられるか、みんなで頑張っています。


きりんアフタースクールでは、今週末から次年度に向けての入会説明が始まります。おかげさまで多くの方にお問い合わせをいただいており、月末の体験会も盛り上がりそうです(*^^*)


【説明会・体験会のお申込みはこちらから】







現在、説明会でどんなことをお伝えしようか、あらためて整理しているのですが、その勢いのままブログを書いていきたいと思います。


きりんアフタースクールは「学び」「好き」「環境」の3つを創るとうコンセプトのもと運営しているアフタースクールですが、その中の学びを創る重要性について思うことを書いていきます。



「消費」で満たされる時代が加速している


世の中のあらゆるサービスには、必ず「生み出している側」と「消費している側」の2つが存在します。


例えばYoutubeでいうと、コンテンツを創って投稿し続けているYoutuberと、そのコンテンツを見ている側の人がいます。


あらゆるサービスが無料または安価で提供されるようになったことで、面白く刺激的なコンテンツに誰でも触れられるようになりました。子どもたちも例外ではありません。


アフタースクールに通っている子たちの話を聞くと、情報の多くはYoutubeやTikTokから仕入れてきていたりします。子どもたちのほうが今の最先端を知っている感覚です。


これらの情報を消費することは、確かに面白いのですが、自分から何かを生み出しているわけではありません。生み出さなくても満たされてしまう時代はこれからもどんどん加速していき、創造する側と消費する側の格差はどんどん開いていくと思います。



子どもたちの将来を大人がどこまで保証できるかなんて分からない


今の1年生が社会に出るまで約15年です。身も蓋もない話ですが、15年後の未来を今の大人が保証するのはかなり難しくなってきています。


以前であれば、必死に勉強して学力をつけ、有名進学校に合格し、地元の優良企業あるいは大手企業に就職ができれば将来はある程度安泰という時代がありました。


私が就職活動をしていた約15年前は、いわゆる大手の家電メーカーや大手銀行などが就職先の人気ランキングの上位にいました。周りの友人もランキング上位の企業への就職を狙って就職活動をしている人ばかりでした。


しかし、今それらの企業の一部は早期退職を募集していたりと、なかなか厳しい状況に追い込まれていたりします。自分自身がその渦中にいた未来だって全然ありえたわけです。



話を戻します。


今の子どもたちが社会に出る頃には、現在は存在していない仕事が生まれている可能性がかなり高いと言えます。15年前にYoutuberなんて職業は存在していません。


こんな時代で必要なのは、誰かから学ぶという待ちの姿勢ではなく、自分から学びを取りに行くという姿勢です。


学ぶためには最低限の読解力や算数的な思考力が必要になるので、その土台を小学校低学年期から作っておくことは非常に意味があります。だからこそ、私たちは低学年期の基礎学力養成は大事にしています。


しかし、高校・大学と進んでも、学んだことが一切役に立たないということなんて平気で起こりえます。自分で学び続けられる姿勢、まさに学びを「創る」という姿そのものが今後は求められています。



「よくわからない」からこそ学ぶ


子どもたちに学びを「創る」ことの大事さを伝えるだけではなく、私たち大人も学び続けることが大切だと考えています。


残念ながら先進国の中で、日本の大人は会社以外の時間で一番勉強をしないと言われています。「平成28年社会生活基本調査結果」(総務省統計局)によると、1日の平均勉強時間は6分という調査結果があります。


平均なので、もっとたくさん勉強している人もいる一方、「0」と回答した人も相当数いたはずです。子どもに「勉強しなさい」と言っている大人が勉強していないのです。ここに大きな矛盾があります。


学びを「創る」という姿の一つの状態として、「よくわからない」ことを積極的に知ろうとするというのはあるんじゃないかなと思います。


私の例で恐縮ですが、最近はNFTについて勉強をしていたりします。あまりにも専門外すぎて、いまだによく分からないことだらけですが、少しずつ分かることが増えている感じが面白いです。



今すぐ役に立つ知識ではないですが、未来の自分や子どもたちを助ける選択肢になる可能性があるんじゃないかなぁと思っています。


、、、


こんな感じでアフタースクールの子どもたちにも「よくわからない」「もっと知りたい」をどんどん知れたり、学べる環境を作っていってあげたいなぁと思います。




まとめ


今回はきりんアフタースクールのコンセプトの1つの「学び」を創るについて書きました。


最近の時代背景と絡めて、どうして「学び」を創ることが重要なのかを、外側から考える機会になっているとうれしいなと思います。


もし、きりんアフタースクールに興味を持たれた方がいれば、気軽に説明会・体験会にご参加ください。


では、また!

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