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子どもと同じ目線で楽しむことで知れること

こんにちは。原口です。

 

民間学童きりんアフタースクールでは、子どもたちが自ら考え、選択・決定できるよう、遊びや学びの場づくりを日々試行錯誤しています! 

 

きりんアフタースクールには、子どもたちが思い思いにそのときを過ごす自由遊びの時間があります。

外でおにごっこや縄跳びなどを楽しむ子や、室内で読書や工作を楽しむ子など過ごし方は様々です。

 

そんな自由遊びの時間を子どもたちと共にするとき、スタッフは子どもたちを見守ったり、ときには一緒に遊んだりして過ごしています。

 

最近、子どもたちと同じ目線で面白がってみることが大切だなぁと改めて感じたので、なぜそのように感じたのかをお伝えできればと思います。

 

 

子どもと一緒に面白がっちゃう!

自由遊びの時間は、子どもたちだけで盛り上がっているときは見守ることが多いのですが、ときには子どもたちが遊びに誘ってくれたり、子どもたちの遊びが気になっちゃって遊びに参加させてもらったりして一緒に遊ぶこともあります。

 

一緒に遊んでみると、見守っていたときには見えなかった子どもたちの一面がどんどん出てくるのと同時に、自分自身もその遊びにどっぷりつかって子どもと同じように楽しんでいることに気づきます。



下の写真に私は入ってませんが、こんな場面で子どもたちと一緒に遊んでいます。

家族ごっこでお母さん役しましたが、子どもたちが破天荒だったなぁ(笑)


どっちが高くまでいくか、本気で競争します!


なわとびの二重飛び、こんなに難しかったっけ?!



 

そんなある日、一緒に折り紙を折っていたAちゃんの作品が出来上がったときに「これいらない~」と私に作品を渡す場面がありました。

 

Aちゃんと一緒に作った思い入れのある作品なので、“大人として”というよりは、“一緒に作品を作った身“として「なんかもっとワクワクしたものにならないかなぁ」と考え、「ここにひもを通したら、お部屋とかに飾れるんじゃない?」と言ってみると、、、

「それいいね!」と言って、最後はきりんアフタースクールのお部屋に飾っていました。

 

後日、その作品がお部屋の中で隠れていて見えないと、「あれどこ行ったの?」と探すAちゃん。

その作品がAちゃんのお気に入りの作品の1つになっているのかもしれません。

 

 

これは何でもない日常の一コマですが、「子どもと一緒に面白がっちゃうことで面白い発見や創造が生まれたり、その子を知れたりする」ことを認識してしまうだけで、今まで以上に“子どもと同じ目線で”関わることの尊さを感じたのです。

 

 

「同じ体験」を大切にする

子どもたちと同じ目線で過ごすことを今まで以上に意識することで、今まで見えなかった子どもたちの優しさや面白さ、考えに触れることが多くなりました。

子どもたちとしても自分と一緒に思いっきり大人が楽しみ、意見を言い合うことで新たな気づきを得たり、楽しさが倍増したりしている、、、かもしれません。

 

子どもと同じ経験を共にするからこそ、同じ温度で喜んだり考えたりすることができ、それを通して「この子はこんな時に嬉しいんだな。」「そういうところが気になるのね。」と子どもたちを知るきっかけになると感じています。

そして、子どもと同じ目線で自分も「これって失敗なのかな?こんな場面で使えるんじゃない?」など発案することで、子どもたちの失敗が発明に変わっちゃったりすることも多々あるように思います。

 

 

これは、きりんアフタースクールという場だけではなく、家庭でも同じことが言えそうです。

 

私自身、家庭内でずーっと子どもと一緒に遊ぶことはなかなかできませんが(時間的にも体力的にも、、、)、同じ目線で一緒に遊んだり学んだりする時間を意識的にとってみることで、いつもとは違う気づきがあるのかもしれないと思う今日この頃でした。

 

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

それでは、また。

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