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「探究」のタネをみつける ~6月の活動より~

こんにちは、森本です。


福岡で「教育をおもしろくする」というスローガンのもと、民間学童きりんアフタースクールを運営しています。


放課後の子どもたちの時間をいかに有意義にできるか、探究的な学びを届けられるか、みんなで頑張っています。


今日は最近のきりんアフタースクールの子どもたちの様子を紹介する回です。自分たちが活動の中で狙っていることを整理しつつ、日頃の様子の一部を知ってもらえたらなぁと思っています。


日常の中に「探」を見つける


きりんアフタースクールでは、「学び」「好き」「環境」の3つを創るをコアのコンセプトに置いています。


その中で、どうすれば子どもたちの興味関心(=好き)がより広がっていくだろうと日々考えていたりします。そんな思いもあり、2年前より「クリエイティブタイム」という名称で様々な体験的な活動を意図的に増やしてきました。


あれやこれやと試行錯誤を重ねながら改善を続け(思うようにいかない時期もかなり長くありました)、今はある程度自分たちの中で形が定まってきています。


1つの大きな方向性として、子どもたちの日常と学びを紐づけて考えていくということです。


きりんアフタースクールでは、毎日自由に遊べる時間と環境があります。

子どもたちは遊びの天才ですから、遊びの中で興味のあることを見つけたりする力に長けています。


そこに「これってどうなってるんだろうね?」という問いを重ねていくことで、自然に学びが深まっていきます。特に小学低学年期は思い切り五感を使って学べる機会を増やすことが大切だと考えています。


「探究」を「探」(=好きなことを見つける)と「究」(=興味関心を深める)に分けるとしたら、「探」を見つける活動をいかにたくさん経験しておくかが重要なのです。



例えばどんなことをしている?


そんなこんなで、6月のきりんアフタースクールでは、「野菜づくり」や「虫」を題材に子どもたちと活動してきました。


野菜作りの話はまた別の機会にご紹介するとして、今回は「虫」をテーマにしていることをご紹介します。


例年6月頃になると、パンジーの花にある幼虫が現れます。「ツマグロヒョウモン」というちょうちょの幼虫です。見た目はちょっと、、、という感じなのですが立派なちょうちょになります。


子どもたちと一緒に飼育し、葉っぱを食べる様子、さなぎになるまでの様子、羽化するまでの様子を観察します。







タイミングよく羽化するのを見るのはかなり難しいので、子どもたちは「明日はどうかな」と帰宅していきます。そうやって経過をおいかけていくと、自然と「次はどうなっていくんだろう?」という興味関心が喚起されるのでしょう。


「ねえ、ツマグロどうなった!?」


と登校して第一声で呼びかけてくる子が現れます。興味が自分事になっていく瞬間です。


そして、羽化させたものを自分たちで自然の中にかえしてあげます。生き物への愛着を感じるきっかけになればと願います。


、、、


こんな感じで、身近に触れられるものを「探究」のタネにして一緒に追いかけています。ここから派生して、「他のちょうちょの幼虫ってどんなのかな?」とか、「他にどんな虫がいるのかな?」と自然に興味が沸く子も出て来るでしょう。


子どもたちの目に触れられるように、ツマグロヒョウモンについての情報をまとめているものを掲示していたり、他に身近で子どもたちが見つけた虫をまとめたりと、「好き」が見つかりやすくなるような工夫をしています。






子どもたちの成長をど真ん中に


日々どんな学び・体験を手渡していくかは本当に頭を悩ませるところです。


最近スタッフと話すなかでよく話題になるワードが、「今、子どもたちの様子を観ていると〇〇にはまっているんですよね」とか「今度□□をやったらおもしろそうなんですけどね」といった、子どもたちを主語にしたやり取りです。


先日は野菜の酵素の反応の仕組みを活かして、ロケットを飛ばすという実験をみんなでやったのですが、これも「野菜づくり」という別のコンテンツを活かしながら何かできないかと頭をひねって出てきたアイデアでした。





「子どもたちが楽しく学びを持ち帰ってくれるにはどうする?」


ここをぶらさずに「3つを創る」を愚直に実践していきたいなと思っています。



引き続き、応援よろしくお願いいたします。それでは、また。

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