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「自由遊びの時間」はアイデアの源泉なのかもしれない

こんにちは。原口です。

 

民間学童きりんアフタースクールでは、子どもたちが自ら考え・選択・決定できるよう、遊びや学びの場づくりを日々試行錯誤しています! 


初めにお知らせです。

CAN!Pでは、2025年に小学生向けのオルタナティブスクール(小規模小学校)の開校予定で準備を進めています。

その一環で今年度はCAN!P主催で様々なイベントの企画やクラウドファンディングを実施します。

その第一弾として、5/18(土)に映画『夢みる小学校』の上映会を企画しました。

CAN!Pスクールの保護者の方にもぜひご覧いただき、一緒にお子さまの教育について考える機会にしたいと思っています。

ご都合のつく方は、ぜひお越しください。


4/18(木)19時よりクラウドファンディングがスタートします。

そのサイトで参加チケットが購入できますので、ぜひ一度サイトをのぞいてみていただければと思います。

【クラウドファンディングサイトはこちら】


お知り合いの方への情報の拡散等も歓迎です。

どうぞ応援よろしくお願いします!


 

きりんアフタースクールの自由遊びの時間

きりんアフタースクールでは、子どもたちが「こんな風に過ごしたい!」を叶えることができる自由遊びの時間があります。

室内で工作する子や本を読む子、外でおにごっこする子や野球をする子など、過ごし方は様々です。

 





私はこの思い思いにそれぞれの時間を過ごすということが、子どもたちにとって大きな価値になると考えています。

その理由をここでお伝えできればと思います。

 

 

“ムダ”は本当に無駄なのか?

現代の子どもたちは、YouTubeで面白いコンテンツを気軽に見ることができ、TikTokで15秒ごとに変わる興味をそそられる動画が永遠に流れてくる、、、そんな刺激的で便利な世界が生まれたときから広がっています。

 

暇だな~と思ったらYouTubeをなんとなく見ることができて、知りたいことがあればすぐに調べることができる日常にあると(これは便利で良い側面は沢山ありますが!!)、効率的に手っ取り早く“何か”に行きつくことが賢いやり方で、地道に“何か”を探究することは面倒でムダなことのように思えることは子どもにとっても大人にとってもあることなのではないでしょうか。

 

そのムダだと思うもの、言い換えると、「役に立つかどうかは分からないけれど気になっちゃうもの」をどんどん集めたり、探究したり、体験したりすることこそが子どもたちにとってとても大事な時間だと思うのです。

そんな時間がきりんアフタースクールの「自由遊びの時間」にあると私は思います。 


木に葉っぱを打ちつけてみたい!

 

アイデアの生まれ方

きりんアフタースクールでは、自由遊びの時間を通して、自分で1つのものをとことん深堀する子や、友達と遊びのルールをどんどん変えていって遊び続ける子、学年が異なる子の工作からインスピレーションを受けて工作をする子、読書で色んな世界を知っていく子、などなど「役に立つかどうかは分からないもの」だけれど、貴重な時間を子どもたちは過ごしているように感じます。

 

その理由を少し言語化してみると、、、

不確かな時代を生きる子どもたちにとって、課題を見出すことや、それを解決するアイデアを生み出していくことは大きな価値になります。

その課題を見出す感度の高さやアイデアの源泉は、「役に立つかどうかは分からないもの」を含めその人が経験してきたものの組み合わせで成り立っているはずです。

そんなとき、YouTube鑑賞など受動的な経験をし続けた人と、自分で五感を働かせて様々な経験を積んだ人との間では、課題に対する感度が大きく違ってくると思うのです。

 

だからこそ、子どもたちにはこの「自由遊びの時間」をたっぷり満喫してほしいと私は考えています。

そのアイデアが自分を救ったり、人の人生をいい方向に変えたりすることがあれば、そんな素敵なことはないですよね。

 


今日はきりんアフタースクールの「自由遊びの時間の価値」について考えてみました。

 


ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

それでは、また。

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